中古住宅を購入する際、設置済みの設備機器について不安を感じる方は多いのではないでしょうか。
その中でもエコキュートは、高額な機器であり、家の快適性や光熱費にも直結する重要な設備です。
既存のエコキュートをそのまま使い続けるべきか、それとも買い替えるべきか、判断に迷うところでしょう。
本記事では、中古住宅に設置されたエコキュートを使い続ける際に確認すべきポイントや、年式の調べ方、故障リスク、買い替えのタイミング、費用や補助金の情報について詳しく解説いたします。

1.中古住宅に設置されたエコキュートの確認ポイント

中古住宅にすでに設置されているエコキュートを使い続けるかどうかを判断するためには、いくつかの確認ポイントがあります。
第一に、設置年数やメーカー、型番など、基本的な情報を把握することが大切です。
これらの情報は、本体のラベルや取扱説明書、保証書などから確認できる場合があります。

次に、実際の使用状況やメンテナンス履歴を調べることも重要です。
前の住人が定期的に点検や清掃を行っていたかどうかで、機器の寿命や状態は大きく異なります。
不動産会社や売主に対して、可能な限り詳細な情報を尋ねてみるとよいでしょう。

また、設置場所の環境も劣化の原因になります。
屋外に設置されている場合、直射日光や風雨、塩害などの影響を受けていないかを目視で確認してください。
特にタンクや配管の表面にサビや腐食が見られる場合、内部の劣化も進行している可能性がありますので、早めの対処が必要となります。

2.年式と型番の調べ方

エコキュートの年式や型番を確認する方法はいくつかあります。
まず最も簡単なのは、本体の正面や側面に貼付されている製品ラベルを見ることです。
そこには製造年や型番、メーカー名などが記載されています。

製造年が分かれば、機器のおおよその使用年数が把握できます。
エコキュートの平均寿命は10~15年程度とされていますので、製造から10年を超えている場合は注意が必要です。
また、古い型番の機器はすでに部品の供給が終了していることもあり、修理対応が困難になることがあります。

もし製品ラベルが読めない、あるいは劣化して確認できない場合は、リモコンの表示や取扱説明書から型番を調べる方法もあります。
それでもわからない場合は、メーカーのカスタマーサポートに連絡して、型番や年式を調査してもらうことも可能です。

3.故障リスクと点検の重要性

中古住宅に設置されたエコキュートは、新品とは異なり、すでに一定の年数が経過しているため、故障リスクが高くなっている可能性があります。
特に使用開始から10年を超えている場合、内部部品の劣化や配管の詰まりなど、さまざまなトラブルが起こりやすくなります。

例えば、ヒートポンプユニットのコンプレッサーが摩耗してくると、運転音が大きくなる、温水の出が悪くなるなどの症状が出ることがあります。
また、タンク内部にスケール(カルシウムなどの沈殿物)がたまると、効率が低下し、電気代が上がる原因にもなります。

このようなリスクを避けるためには、専門業者による点検が不可欠です。
中古住宅に入居する前、もしくは早い段階で一度点検を依頼し、現状の状態をしっかりと把握しておくことをオススメします。

4.買い替えるべきタイミング

エコキュートの買い替えタイミングは、いくつかの要素を総合的に見て判断する必要があります。
まず、製造から10年以上経過している場合は、いつ故障してもおかしくない時期に差しかかっていると考えてよいでしょう。

また、すでに複数回の修理を行っている機器や、部品の供給が終了している機種は、今後も継続して使うリスクが高いため、買い替えを検討することをおすすめします。
特に冬場に故障すると、生活に大きな支障が出る可能性があるため、早めの決断が重要です。

その他にも、以下のようなサインがあれば買い替えを検討すべきです。

・運転音が以前よりも大きくなった
・お湯が安定して出ない
・給湯に時間がかかる
・エラー表示が頻発する
・電気代が目に見えて上がった

これらは、機器の性能が劣化している兆候であり、放置すると大きなトラブルにつながる可能性があります。
10年未満であってもこれらのサインが出るようになったら、買い替えを検討してください。

5.買い替えた場合の費用と補助金

さらに、買い替えた場合の費用相場や利用できる補助金について紹介します。

・エコキュートを買い替えた場合の費用相場

エコキュートを買い替える場合の費用は、機種や設置環境によって異なりますが、本体価格と工事費を合わせて30万円~70万円程度が相場です。
内訳としては、エコキュートの本体価格が約20万円~50万円、工事費用が約10万円~20万円になります。
ただし、エコキュートは大型の給湯器であり、工事費用とは別に撤去費用が追加で請求される可能性もあります。
また、エコキュートを設置するために新たに屋根・壁などに穴を開ける必要があったり、台座を設置したりする場合は追加費用がかかってしまうので注意が必要です。
なお、最新機種には省エネ性能や便利機能が備わっており、長期的に見れば光熱費の削減によってコストメリットが生まれます。
エコキュートに交換することでトータルのコストが安くなる可能性があることも念頭に置きつつ、買い替えを検討してみてください。

・エコキュートの買い替えに使える補助金制度

また、エコキュートの買い替えには各種補助金制度を利用することができます。
国の「給湯省エネ事業」では、高効率給湯器への交換に対して1台あたり最大6万円の補助が支給される場合があります。

補助金を活用する際には、以下のポイントに注意しましょう。

・対象製品かどうかを事前に確認する
・購入前に申請が必要な場合がある
・補助金には申請期間や予算上限がある
・補助金制度や自治体によって条件が異なる

例えば給湯省エネ事業の場合、新築住宅と既存住宅の両方で補助対象となりますが、新築住宅は1年以内に建築された住宅で、なおかつ居住実績のない住宅であることが前提となります。
また、既存住宅は未使用の対象機器が設置されている場合でも、既存住宅の購入自体が補助対象になるわけではありません。
さらに給湯省エネ事業と子育てグリーン住宅支援事業は一部の補助対象となる危機が重複しており、1つの機器に対して2つの事業の補助を受けることはできません。
そのため、子育てグリーン住宅支援事業の新築補助を受けた場合、給湯省エネ事業は活用できなくなります。
このように、各補助金には条件が細かく決まっているので、利用する際には事前にd確認することが大切です。

補助金を活用することで、費用面の負担を大きく軽減できます。
そのためにも、リフォーム会社や販売店と事前に相談し、適用可能な制度を確認しておくことが大切です。

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中古住宅に設置されたエコキュートは、状態次第でそのまま使い続けることも可能ですが、設置年数や故障リスク、補助金制度などを考慮すると、早めの点検や買い替え検討が安心です。

特に10年以上経過している場合や、不具合が見られる場合は、突然の故障で生活に支障をきたす前に、計画的に買い替えることをおすすめします。

最新のエコキュートは省エネ性能が高く、快適性や利便性にも優れており、長期的には家計にも優しい選択となるでしょう。
また、補助金を活用することで、初期費用の負担も軽減可能です。
中古住宅でも安心して快適な暮らしを実現するために、エコキュートの点検と適切な対応を心がけていきましょう。

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