自宅に三菱エコキュートを導入している人の中には、突然エラーコードが表示されてしまい、困ってしまう人も方も多いのではないでしょうか。
エラーコードにも様々な種類がありますが、「C21」と表示された場合、どのようなことが原因でエラーを起こしてしまっているのでしょうか?
今回は、三菱エコキュートにおけるC21と表示されたエラーコードの意味と、原因&対処法を解説します。
リアルタイムでC21のエラーコードが表示されており困っている方はもちろん、エラーコードがなるべく表示されないように運用したい方も、ぜひ参考にしてください。
目次
1.三菱エコキュートの「C21」のエラーコード、どんな意味がある?
そもそも三菱エコキュートでC21のエラーコードが表示された場合、どのような状態に陥っているのでしょうか?
三菱エコキュートにおけるC21のエラーコードには、「沸き上げ温度の低温異常」という意味があります。
具体的に言えば、沸き上げを行おうとしたものの、温度が十分に上がらず、うまく沸き上げができなかった状態を指します。
沸き上げは、貯湯ユニットにためているお湯を自動的に沸かし、いつでもお湯が使える状態にする機能です。
三菱のエコキュートには「沸き上げ制御機能」が備わっており、過去2週間の使用湯量を学習して最適な湯量を自動で沸かしておきます。
優秀な機能が備わっているものの、何らかの原因によって沸き上げが正常にできなくなってしまうこともあるのです。
こうした状態に陥ると、エラーコードでC21が表示されてしまいます。
2.C21のエラーコードが表示される原因
C21のエラーコードは沸き上げ温度の低温異常によって表示されますが、このような状態に陥るのには必ず原因があります。
ここで考えられる原因を紹介します。
・止水栓が閉じている
エコキュートの貯湯タンク下部にある止水栓が閉じている場合、お湯が供給されない状態にあるため、まずは止水栓が閉じた状態になっていないか確認する必要があります。
もし止水栓が閉じていたら開けて、再度タンク内に水がたまるようにしましょう。
・タンク内の水が不足している
止水栓以外の理由でタンク内の水が不足している場合も、エラーコードが表示されてしまいます。
タンク内の水が不足する原因としては、以下の理由が考えられます。
・排水栓が閉まっていない
・水漏れを起こしている など
特に水漏れを起こしている場合は、いくらタンク内に水をためようとしてもたまらないので、早急に修理会社へ依頼した方が良いでしょう。
・配管やポンプが凍結している
冬場や寒冷地だとエコキュートの配管やポンプが凍結する恐れがあり、その状態だとC21のエラーコードが表示される場合もあります。
ただし、三菱のエコキュートには市販の凍結防止ヒーターを取り付けることも可能なので、凍結が心配な時はヒーターを事前に取り付けておくとエラーコードも表示されにくくなるでしょう。
・配管の詰まりやつぶれが起きている
配管の詰まりやつぶれが起きていることでも、C21のエラーコードが表示される場合もあります。
三菱のエコキュートは配管洗浄を行う際に、残り湯がある状態で沸き上げを行います。
しかし、C21が表示されていることによって沸き上げができない状況になり、配管洗浄もできないことに繋がります。
そのため、配管の詰まりが原因でC21のエラーコードが表示されている場合は、修理業者に問い合わせるようにしてください。
なお、つぶれに関しては自分だけで修理するのは難しいため、業者に修理を依頼するのが得策です。
・ヒートポンプユニットが故障している
上記の原因に心当たりがない場合は、ヒートポンプユニット自体が故障している可能性があります。
エコキュートの寿命は約10年~15年と言われていますが、ヒートポンプユニットの寿命は5~15年程度です。
まだ導入してから10年以内だったとしても、ヒートポンプユニットが故障してしまうリスクはあります。
特にヒートポンプユニットの故障が原因でC21のエラーコードが表示されている場合、冷媒ガスが漏れている可能性が高く、熱を作るのに必要なガスですが、そのガスが漏れているのは危険です。
ご自身ではガス漏れが発生しているのかの判断は難しいかと思いますので、修理業者に相談するようにしてください。
3.C21のエラーコードが出た時の対処法
三菱エコキュートでエラーコードが表示された場合、強制的に解除することも可能です。
強制的に解除するためには、リモコンの「時計合わせ」と給湯温度を下げるボタンを同時に3秒以上長押しすることで強制解除ができます。
他にも、貯湯タンク側にある電源ブレーカーを落としたり、給湯器とつながっているブレーカーを落としたりすることで、解消される場合もあるでしょう。
ただし、原因が取り除かれていない場合は再びエラーコードが表示される可能性もあるので、上記を参考に原因を探り、それぞれの問題に適した対処を行うことで解消してください。
4.エラーコードが消えない時はどうする?
対処法を実践しても繰り返しエラーコードが表示されてしまう場合、経年劣化によって故障している可能性が高いです。
この場合、応急処置よりも本格的な修理や本体の買い替えを検討した方が良いでしょう。
・修理の依頼
エコキュートのタンクなどに問題はないものの、配管などに経年劣化が見られる場合やヒートポンプユニットに異常が見られる場合は、修理を依頼した方が良いです。
C21は沸き上げができないことを表しているいうこともあり、キッチンやお風呂でお湯が使えない状態になってしまいます。
早く問題を解消するためにも、エコキュートの修理実績がある業者に問い合わせましょう。
エコキュートの修理にかかる費用は内容によって異なるものの、10万円以上になってしまうケースも多いので、エコキュートを使用して10年以上たっている場合は交換も検討しましょう。
・買い替え
何度も修理が必要な状況が続いている場合は、エコキュートが既に寿命を迎えている可能性が高いです。
エコキュートが寿命を迎えてしまったら、本体の買い替えを検討しましょう。
本体の買い替えは本体の費用+交換工事費がかかり、40~50万円が相場となっており、本体の費用によってかかってくるコストも違ってくるので注意してください。
5.日頃の運用方法でC21エラーコードを防ぐこともできる
C21エラーコードを防ぐためには、日頃の運用方法について見直し・改善を行う必要があります。
例えば、定期的にエコキュートの点検・メンテナンスを行うことで、配管の詰まりを改善できたり、異常の早期発見につながったりします。
また、設定温度が高すぎてしまうとエコキュートに負荷がかかり、エラーが発生しやすくなるので注意してください。
さらに、適切な温度を設定することは、節電効果も高まります。
他にも湯切れを防止するために、シャワーや蛇口の使用方法を見直すことも大切です。
例えばシャワーを出す時の水量を少し抑えることで、節水効果を高めつつ湯切れを防止することもできます。
6.エコキュートのエラーコードが見られたときはチカラもち川越店にご相談ください!
今回は、三菱エコキュートのエラーコード「C21」の意味や原因、対処法についてご紹介してきました。
三菱エコキュートは機能性が高いものの、場合によってはエラーコードとしてC21が表示される場合もあります。
C21はお湯を沸き上げられない状態にあることを示しているため、早めの対処が必要です。
自分だけで対処するのが難しい場合や、すでに何度もエラーが表示されていて寿命を迎えているかもしれないと感じたら、エコキュートの交換を取り扱う業者に相談してみましょう。
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