エコキュートは、光熱費を削減できる住宅設備として人気です。
しかし、導入したはけれどランニングコストが思っていたよりも高いケースも見られます。
実は、ただエコキュートを使っているだけでは、大幅なコスト削減は期待できません。
今回は、エコキュートならではの節約術や節約に特化した使い方、日常的にできる節約を紹介しているので、エコキュートで節約するための方法を駆使して、上手にランニングコストを抑えてみましょう。

1.エコキュートならではの特徴を活用した節約術

まずは、エコキュートならではの特徴を活用した、ランニングコスト削減方法を見ていきましょう。
エコキュート導入前にも役立つ節約テクニックもご紹介しているので、購入を検討している方もぜひ参考にしてみてください。

・貯湯タンクのサイズを見極める

エコキュートの貯湯タンク容量は3種類ほどありますが、大きいほど便利、小さいほど節約できるというわけではありません。
家族の人数に合ったサイズを選ばなければ、ランニングコストが高くなってしまう可能性があるのです。
大きすぎるとお湯が余って電力が無駄に、小さすぎると何度も沸き増しをすることになり、ランニングコストを節約できません。
目安は、2人~3人なら370L、4人~5人なら460L、6人以上なら550Lですので、家庭に合った貯湯タンクのサイズを選ぶようにしましょう。

・省エネモードを活用する

どのメーカーのエコキュートでも、それぞれ省エネ運転モードが搭載されています。
「おまかせ省エネ」や「おまかせ節約」といった名称が多く、中には「おまかせ」が省エネ設定にされているものもあります。
これらは、1週間~2週間で使用した湯量を学習し、必要な湯量を自動で沸き上げてくれるモードです。
使う分だけ沸き上げられるので、大幅に無駄を省けるため、ランニングコスト削減につながります。

・家庭に合わせた沸き上げ時間設定をする

エコキュートは電気の力を利用してお湯を沸かしているため、できるだけ電気代の安い深夜帯に稼働させるのが節約の近道となるのです。
基本的には、初期設定から深夜の沸き上げが設定されていますが、加えて昼間の電力を使うモードになっていることもあります。
お使いのエコキュートの沸き上げ時間設定を今一度確認してみましょう。

2.エコキュートの電気代を節約するための使い方

次は、エコキュートの電気代を抑えるための使い方を見ていきましょう。
エコキュートは設定やモードによって電気代を抑えられるだけでなく、使い方次第でさらに節約することが可能です。

・追い焚きではなく高温足し湯を使う

お風呂のお湯をもう1度温めたいとき、追い焚き機能を活用する方が多いでしょう。
しかしエコキュートの場合は、追い焚きではなく、高温足し湯を活用する方が電気代節約になります。
追い焚きをする際、湯船のお湯とタンク内のお湯を循環させているため、タンク内の熱が下がってしまいます。
一方で、高温足し湯であれば、タンク内のお湯をそのまま使うため、エコキュートにかかる負荷を最小限に抑えられるのです。

・季節に合ったモードを選ぶ

お湯の使用量は、季節によって異なる家庭が多いです。
特に冬は、お風呂だけでなく、洗い物などにもお湯を利用するため、お湯切れを起こすことも少なくありません。
そのため、省エネモードよりも、多めに沸き上げておいた方が節約になる可能性が高いのです。
反対に、お湯の使用量が減りがちな夏は、省エネモードの方が節約できるでしょう。
このように、季節ごとに活用するモードを変え、上手に節約できるようにすることが大切です。

・休止モードで不在時の節約

旅行や帰省などで長期間家を空けるときは、休止モードが便利です。
何も設定せずに家を出てしまうと、余分な電気代がかかってしまうため、できるだけ活用するようにしましょう。
休止モードに設定すると、無駄な沸き増しがなくなるため、電気代を削減できます。
ここで注意したいのが、長期不在時、休止モードに設定するだけでなく、水抜きなどのメンテナンスも同時に行う必要があるという点です。
これらを怠ると、貯湯タンク内が不衛生になったり、凍結のリスクが高まったりしますので、お使いのエコキュートの取扱説明書を確認し、メンテナンスについて把握しておきましょう。

3.日常的にできる節約術も知っておこう

エコキュートに備わっている機能を活用しながら、日常的にできる節約テクニックも取り入れることが大切です。
どれも簡単で、今日からできるものも多いため、ぜひ試してみてください。

・浴槽のお湯の量を調節する

お風呂の湯量が多すぎると、使った時にお湯が溢れてしまいます。
お湯がもったいないだけでなく、お湯はり時の電気代が無駄になってしまうため、浴槽の湯量を調節しましょう。
また、快適に過ごせる湯量は、脇の下まで浸かるくらいだと言われているので、実際に入ったとき、湯量が適切かどうかの目安となるため、ぜひ参考にしてみてください。
シャワーを使わないご家庭は、体や頭を洗ってから入るなどの工夫で、無駄なお湯を削減できるでしょう。

・お風呂は間隔を空けずにはいる

お風呂が沸いたらすぐに入るのはもちろん、その後に入る人が間隔を開けずに入ることも節約術の1つです。
間隔を開けて入ると、どうしても追い焚きする回数が多くなるため、電気代がかさんでしまいます。
同じ時間帯に入浴を終わらせることで、年間6,000円以上の節約になるとも言われています。
できるだけ保温時間を短くするためにも、大体の入浴時間を決めておくのも良いでしょう。

・お湯を出しっぱなしにしない

食器洗いやシャワーのとき、こまめにお湯を止めることも大切です。
面倒で出しっぱなしにしてしまう方が多いかもしれませんが、簡単な節約術の1つなので、取り入れてみましょう。
シャワーは、20分間出しっぱなしにするだけでも、約240Lの水を使用し、1Lあたり0.24円と仮定すると、1日約58円、1ヶ月で1,740円になります。
一方で、こまめにシャワーを止め、給湯する時間を30分間節約できれば、1ヶ月で約400円の節約につながります。
1年間で考えれば、約5,000円の大幅な節約になるため、できるだけ意識してみるようにしましょう。

・風呂フタで放熱を防ぐ

家族のライフスタイルによっては、入浴時間にバラつきがある家庭もあるでしょう。
また、同じ時間帯に入浴できても、家族の人数が多いことで、お湯が冷めてしまうというケースもあります。
そんなときは、フロフタで放熱を防ぎ、長くお湯の温度を保てるようにするのがオススメです。。
お湯の温度が保てれば、追い焚きの頻度を減らすことができるため、節約につながります。

・保温する必要がないときは風呂自動機能をオフにする

家族全員の入浴が終わったあとや、次の人が入浴するまで時間が空くというときは、風呂自動機能をオフにしましょう。
風呂自動機能は、浴槽の温度を一定に保ってくれますが、追い焚きと同じような機能となるため、コストがかかります。
1度風呂自動機能をオフにし、お風呂に入る時に高温足し湯をすることが推奨されます。

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今回は、エコキュートのランニングコストを抑えるための方法を紹介しました。
エコキュートでしか使えない機能を知ることで、より効果的な節約ができるはずです。
特に省エネモードや沸き上げ時間設定は、電気代を節約する上で欠かせない要素と言えます。
使い方や日常的にできる節約に関しても簡単なものばかりなので、ぜひ取り入れてみてください。

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