電気を使って効率良くお湯を沸かすエコキュートは、日常生活に欠かせない機器の1つです。
そのため、いきなり「エラーコードが表示された」「エコキュートが使えなくなった」などした場合、どう対処すれば良いのか慌ててしまう方も少なくありません。
そこで今回はダイキンエコキュートでエラーコードについて詳しく解説します。
エラーコードが表示される原因や対処法などを説明するので、いざという時に慌てないためにも、ぜひチェックしてください。

1.ダイキンエコキュートの主要エラーコードとその意味

エラーコードとは、エコキュートのエラーを示すコードのことで、エラーが発生し機器が正常に動作しなかった時、本体に故障が発生した時などにリモコンに表示されます。
エラーコードのナンバーは各メーカーによってそれぞれ設定されています。
ここでは、ダイキンのエラーコードについて詳しく解説していきます。

エラーコードはリモコンに表示される

ダイキンエコキュートでは、エラーコードは台所と浴室に設置されたリモコンに表示されます。
どちらにも表示されることもあれば、片方のみの場合もありますが、エラーコードが出ている間は、正常に動作しません。

エラーが考えられる原因

部品の劣化や操作ミス、設置ミスや凍結などエラーコードが表示される原因はさまざまです。
エラーの原因を自分自身で特定するのは難しいですが、エラーコードを確認すれば何が原因なのか、ある程度把握することが可能です。

ダイキンエコキュートのエラーコードはアルファベット+数字1~2桁

ダイキンエコキュートのエラーコードは「A」「C」「E」「F」「H」「J」「L」「P」「U」のアルファベットいずれか+数字1~2桁を組み合わせて作られています。
以下では、ダイキンエコキュートの主要エラーコードとその意味をご紹介します。

Aから始まるエラーコード

表示コード 内容
A5 浴槽の栓が抜けている、あるいは循環口が詰まっている恐れがあります。

 

Cから始まるエラーコード

表示コード 内容
C15 お湯張りの温度が高温を検知しています。
C16 キッチンや洗面所、シャワーの給湯温度で高温検知しています。
C26 沸き上げポンプの回転数が低下しています。
C52 追い焚き運転ができません。

 

Eから始まるエラーコード

表示コード 内容
E1 プリント基板のマイコンが正常に動作していません。
E3 運転中に高圧電力が上昇しすぎています。

 

「U」から始まるエラーコード

表示コード 内容
U4 ヒートポンプユニットと貯湯ユニット間に通信エラーが生じています。
U51 お湯張りに時間がかかりすぎています。

 

このほかにもダイキンエコキュートでは、数多くのエラーコードが設定されています。
上記にないエラーコードが表示された場合は、取扱説明書またはダイキンのホームページを確認してください。

数字のみはリモコンやエコキュート本体の通信不良が原因

基本的にダイキンエコキュートのエラーコードはアルファベット+数字です。
しかし、中には数字のみ、アルファベットのみのものもあります。

表示コード 内容
740 台所リモコンの異常
750 浴室リモコンの異常

 

台所リモコン、あるいは浴室リモコンと貯湯ユニット間に通信の不具合が発生した場合、数字のみのエラーコードが表示されます。
この場合、貯湯タンクにある漏電遮断機を10秒以上OFFしてから、再度ONにすると解消できる可能性があります。

2.エラーコードが表示された時の対処法

エラーコードの意味や主要エラーコードについて理解を深めたところで、ついてはエラーコードが表示された時の対処法をご紹介します。

エラーを解除する

エラーコードが表示された時、自分自身で対処する前に一度エラーを解除する必要があります。
エラー解除の方法はリモコンとエコキュートの本体で異なるため、詳しく解説します。

リモコンでエラー解除する方法

リモコンの決定ボタンを押してください。

エコキュート本体でエラー解除する方法

まずは、漏電遮断機をOFFの状態にしてください。
数分置いてから、再び漏電遮断機の電源をONにします。
なお、漏電遮断機は、貯湯タンクの側面にあることがほとんどです。
普段はカバーで隠れているため、エラー解除する際はカバーを開けてから行ってください。

エラーが解除できないこともある

上記の手順でエラー解除を試みても、エラー表示が消えない、あるいは消えてもすぐに同じエラーが表示されることがあります。
このようなケースでは、原因に基づき本格的に対処する必要があります。
エラーコードを確認し、原因と対処法を調べましょう。
場合によっては、エコキュートの専門業者に修理を依頼しなければならない可能性があります。

3.エラーが解除できない時の対処法

エラーコードを調べても対処しても解決できなかった時、次はどのように行動すれば良いのか、詳しく見ていきましょう。

修理業者に相談

エラーコードが表示され解除できない場合、そのままにしておいても解除されることはありません。
また、エラーコードが表示されていると、そのままでは使用できないことがほとんどです。
エラーコードの表示が解除できなかった場合は、専門業者に修理を依頼しましょう。
メーカーの保証期間内であれば、無料で修理を依頼できる可能性があるため、ダイキンに連絡してみましょう。
もしも、保証期間が過ぎている場合、実績があり、すぐに対応してくれる専門業者に依頼するのがおすすめです。

ダイキンエコキュートの修理費用相場

部分的な故障であれば、部品交換のみで済むため、技術料や交換費用込みで2~6万円が費用相場です。
ただし、基盤そのものが故障しており交換が必要な場合、費用は少し高くなり約15万円前後、エコキュート本体が寿命となり、買い替えが必要な場合、本体価格は約25~50万円です。
どのような機能が付くかによって価格は前後し、そこに人件費や工事費、廃棄代もプラスでかかります。
中には高額な費用を請求してくる悪質な業者もいるため、修理業者を選ぶ際は信頼できるところを選ぶことが大切です。

4.失敗しない!修理業者の選び方

修理業者を選ぶ際、悪質な業者に騙されないために、ぜひチェックしておきたいポイントをご紹介します。

チェックしておくポイント

複数の業者を比較する

対応が親切な業者を選ぶ

見積もりのわかりやすい業者を選ぶ

修理業者を選ぶ際、大切なのは複数の業者から選ぶことです。
最初から1社に絞るのではなく、必ず複数の業者から見積もりをもらうようにしましょう。
見積もりを貰ったら、各業者の料金を比較し、何にどれだけの費用が掛かっているのかを確認してください。
見積もりの内容がわかりやすいほど、優良業者である可能性が高いです。
また、担当者の対応も重要なポイントです。
こちらの質問に丁寧に答えてくれる、対応がスムーズである、など気持ちよくやり取りできる担当者かチェックしましょう。

5.まとめ

今回は、ダイキンのエコキュートのエラーコードについて解説しました。
エラーコードが表示された場合、エコキュートに何かしらの不具合や異常が発生しています。
そのまま放置していても解決することはなく、エコキュートも使えないままとなってしまうため、エラーコードが表示された場合は原因を突き止め、適切に対処することが大切です。
なお、エラーコードは自分で対処できることもあれば、専門業者に依頼しなければならないこともあります。
専門業者に依頼する際は、悪質な業者に騙されないためにも、ぜひ今回紹介したポイントを参考にしてください。

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