使っているエコキュートに何かトラブルや異変が生じた場合、リモコンにエラーコードが表示されることがあります。
エラーコードはすぐに故障の原因が特定できるようメーカーごとに設定されていますが、種類も多く、パッと見ただけではわかりにくいため、どのように対処すれば良いのか悩んでしまいがちです。
この記事では、パナソニックエコキュートのエラーコードについて解説します。
主要エラーコードとその意味をはじめ、原因や表示された時の対処法なども説明しているので、パナソニック製エコキュートを使用中の方は、故障の有無に関わらず、ぜひ一度チェックしてみてください。

1.パナソニックエコキュートのエラーコードの意味とは

エコキュートではどのようなトラブルが起こりやすいのか、把握しておくと、エラーコードが表示された際も慌てず対処できるでしょう。
ここでは、エコキュートのエラーコードについて解説します。

パナソニックエコキュートのエラーコード

リモコンにエラーコードが表示された場合、エコキュートに何らかの不具合や故障が発生している可能性があります。
各メーカーではエラーコードの表示によって原因がすぐに特定できるようになっており、パナソニックでは「U」「H」「F」のアルファベットのいずれかと数字で構成されています。
エラーコードが表示されたからといって必ずしも業者に依頼しなければならないわけではなく、中には自分で対処できるものもあります。
エラーコードが表示された時は、トラブルの原因を突き止めることが大切です。

エラーコードはリモコンに表示される

パナソニックエコキュートは、エラーが発生するとメインリモコンとお風呂にあるサブリモコンの2つにエラーコードが表示されます。
自分で対応できるエラーコードの場合、リモコンに対処法が表示されることがあり、指示通りに対処すればエラーを解除できます。
なお、エラー解除はメインとサブ、どちらのリモコンでも可能です。

エラーコードは取扱説明書から確認できる

パナソニックエコキュートのエラーコードは数十種類あり、取扱説明書にも記載されています。
取扱説明書がどこにあるかわからない、すぐに見ることができない時は、パナソニックの公式ホームページから確認することも可能です。
ただし、取扱説明書に記載されているのは自分で対処できるもののみなので、原因がわからない場合は専門業者に相談することをおすすめします。

2.よくあるエラーコードの原因とは

パナソニックエコキュートで表示されやすいエラーコードの意味と原因をご紹介します。

U22 断水検知

自動お湯張り時に、注湯量が1L/分以下になった時に表示されるエラーコードです。
給水元栓を開くことで改善できる可能性があります。

U51 浴槽栓忘れ検知

浴槽栓を閉め忘れており、浴槽にお湯がたまらない時に表示されるエラーコードです。
浴槽栓の栓をすることで改善できる可能性があります。

U53 浴槽満水検知

お風呂の自動運転時に浴槽からお湯が溢れた場合に表示されます。
数位設定が高すぎると起きることがあるため、設定の確認が必要です。

U61 湯切れ検知

浴槽にお湯張りをする際、タンク内のお湯が無く停止した場合に表示されます。
タンク内にお湯がない場合、お湯が沸くまで待つ必要があります。

パナソニックエコキュートでは、エラーコード「U」の場合、栓の閉め忘れやお湯切れなどが原因のことが多く、簡単な操作で解決できる可能性が高いです。
エラーコードは、メインまたはサブリモコンのどちらからでも消すことができます。
詳しい解除方法については後述します。

3.修理を依頼するタイミングは?「H」と「F」から始まるエラーコードは要注意

エラーコードの頭文字が「H」や「F」の場合、販売店や専門業者に依頼しなければない可能性があります。
ここでは、それぞれ最適な修理の依頼先をご紹介するので参考にしてください。

「H」から始まるエラーコード

「H」から始まるエラーコードは販売店で対応できる可能性があります。
まずは、販売店に連絡し、エラーコードや症状について説明しましょう。
販売店なら商品の状態に詳しく、購入時の保証が適用されれば修理費用を安く抑えられることもあります。
また、専門の技術者がいるため、修理もスムーズに行えるでしょう。

「F」から始まるエラーコード

「F」から始まるエラーコードが表示された時は、専門業者に修理を依頼するのが良いでしょう。
専門業者の場合、専門的な修理はもちろん、緊急時の対応にもなれているからです。
また、専門業者の場合、専門的な知識を持つ技術者が在籍していることに加え、修理パーツの取り扱いも豊富です。
そのため、比較的早く修理できる可能性があります。

「H」や「F」から始まるエラーコードが表示された場合、自分で対処するのは難しいです。
安全のため一旦ブレーカーの電源を落としてから漏電を切り、給水の元栓を閉めておきましょう。

4.エラーコードが表示された時の対処法

ここでは、エラーコード表示のリセット法について詳しく解説します。

エラーコードをリセットする方法

「U」から始まるエラーコードの場合、表示をリセットできる可能性があります。
詳しい手順は以下の通りです。

メインまたはお風呂にあるサブリモコンの「決定」ボタンを押す

メインリモコンの「メニュー」ボタンを3秒以上長押しする(K1/W1シリーズの場合)

サブリモコンの場合、「リモコン入/切」を「入」にする

上記の手順でエラーコードが解除されれば、リセットは成功です。
エコキュートも正常に戻るでしょう。
ただし、根本的な問題を解決していない場合、再度エラーコードが表示されることがあるのでご注意ください。

リセット以外にできる対応方法

エコキュートのエラーコードが表示された時は、まずは取り扱い説明書を確認し、原因や対処法を調べましょう。
また、再起動など簡単なトラブルシューティングで改善されることもあるため、試してみてください。
それでも解決しない時は、販売店や専門業者に連絡し、修理を依頼することをおすすめします。
早めの段階で適切な対応を取ることで、症状が悪化したり、大きな故障へつながったりすることを防ぐことにつながります。

悪質な業者に騙されないために

修理業者の中には、残念ながら悪質なところもあります。
悪質な修理業者に騙されないためにも、修理業者を探す際は以下のポイントを抑えておきましょう。

施工実績が豊富なところを選ぶ
良い口コミが多い
質問に対する返答が的確
接客対応が丁寧
複数の業者から相見積もりを取る
修理後の保証やアフターサービスをチェック
会社のホームページがこまめに更新されている

エコキュートは日常生活に欠かせない機器です。
使えなくなると焦ってしまい、すぐに修理に来てくれるところを選んでしまいがちです。
しかし、中には悪質な業者もいるため、後悔しないためにも信頼できる業者に依頼することが大切です。

5.まとめ

今回は、パナソニックエコキュートのエラーコードについて解説しました。
パナソニックエコキュートのエラーコードが「U」から始まる場合、自分自身で対処できる可能性があります。
取扱説明書を参考に原因を探り、速やかに対処することが必要です。
一方で、「H」「F」から始まるエラーコードは、基本的に専門家による修理が必要になります。
自分で対処するのは難しいため、早期の段階で信頼できる専門業者に修理を依頼することをおすすめします。

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