エコキュートの交換などで処分が必要になった時、どうすればいいのか悩む方は多いでしょう。
処分する方法としては、廃棄とリサイクルの2つに分けることができます。
どちらの処分方法が適しているのかは、エコキュートの状態や自身の要望によって変わってくるでしょう。
そこで今回はエコキュートの処分方法やポイント、処分業者を選ぶコツなどについてご紹介します。

1.エコキュートは廃棄とリサイクルのどちらが良い?

エコキュートを処分する方法には廃棄とリサイクルがあります。
どちらの方法で処分をすると良いのか判断するためにも、それぞれの違いを見ていきましょう。

廃棄の場合

エコキュートを廃棄する場合、専門業者に撤去と処理を依頼するか、自分で取り外して自治体に粗大ごみとして回収するかの方法に分かれます。
どちらの方法も撤去や処分に費用がかかります。
コスト面で比べると専門業者の方が高く、粗大ごみなら1,000円前後で済む可能性がありお得です。
しかし、自分で取り外さないと処分できないため、手間を考えると専門業者の方が良いと言えます。
また、専門業者では撤去から新しいエコキュートの購入、交換がセットになっていることがほとんどです。
粗大ごみで捨てる場合、交換は別途で新しいエコキュートの購入・設置工事の依頼が必要になります。

リサイクルの場合

買取業者やリサイクル業者に依頼することで、エコキュートを処分できます。
廃棄と違ってエコキュートを買い取ってくれるので、収入を得られることがメリットです。
特に商品の状態が良かったり、年式が新しいものだったりすると高価買取につながりやすいです。
ただし、年式が古いものや故障していると買取に対応してくれない可能性が高く、その場合は廃棄を選択した方が良いでしょう。

2.エコキュートをリサイクルする際は自分で取り外しが必要?

エコキュートをリサイクルしたい場合、取り外しは自分で行わなければならない可能性があります。
買取業者・リサイクル業者は、あくまでも買取やリサイクルの専門であり、エコキュートの設置や取り付けに関する知識や技術までは持っていないことが多いです。
エコキュートの設置や交換には電気工事や給排水工事が必要であり、資格を持つ専門家が工事を行っています。
取り外しにおいても高度な知識と技術が必要となるので、素人が行うとケガや事故が起きたり、エコキュートが故障してリサイクルに出せなかったりする可能性があります。
そのため、リサイクルに出したい時は取り外しまで対応してくれる業者に依頼すると良いでしょう。

3.エコキュートを廃棄する手順

エコキュートを専門業者または粗大ごみとして処分する場合の一般的な流れは以下のとおりです。

粗大ごみとして捨てる場合

収集日前日までに自治体に粗大ごみ収集を申し込む

手数料を支払う(粗大ごみ処理券の購入またはオンライン決済)

収集日に合わせてエコキュートを解体する

収集日に指定場所に出すか、所定の施設まで運搬する

粗大ごみの場合、収集の手数料として粗大ごみ処理券の購入が必要です。
処分するものによって手数料が異なるので、自治体で確認した上で必要な金額の粗大ごみ処理券を購入し、捨てる際にエコキュート本体に貼り付けてください。
自治体によってはオンライン決済も対応しており、その場合は受付番号や収集日など指定された情報を記入したメモの貼り付けが必要です。
粗大ごみの手続きと併せて、新しいエコキュートの購入と設置工事の依頼も行っておきましょう。

専門業者に依頼する場合

 

新しいエコキュートの選定

エコキュートの撤去・設置業者を選定して相談

現場調査や見積書の提示・契約締結

解体工事・交換工事

専門業者に依頼する場合、撤去から交換までがセットになっているのが一般的です。
そのため、依頼する前に新しく交換するエコキュートを選定しておきましょう。
業者に問い合わせると大まかな見積もりを提示されますが、実際にかかる費用は現地調査や工事後に確定します。
そのため、正確な見積内容を確認した上で、契約するかどうか慎重に決めましょう。

4.エコキュートを処分する際の業者選びのポイント

エコキュートを処分するにあたって、業者選びが必要になります。
業者選びで失敗しないためにも、業者選びのポイントをご紹介しましょう。

廃棄・リサイクルのどちらに対応しているのか確認する

エコキュートを廃棄するのか、リサイクルするのかによって依頼する業者が異なります。
そのため、まずはどちらの方法で処分するのかを決めて、業者探しを始めましょう。
故障していないエコキュートであれば、リサイクルに対応している業者を選ぶことにメリットがあります。
しかし、故障していたり、年式がかなり古かったりする場合はリサイクルできない可能性があるので、廃棄に対応している業者を探しましょう。

廃棄する場合のポイント

廃棄の場合、撤去工事から新しいエコキュートの購入、設置工事に関する費用が発生します。
粗大ごみとして捨てる方法よりも高くなるため、適切な見積もりとなっているのか確認が必要です。
業者ごとに費用が異なるため、複数の業者から見積もりを取って比較することをおすすめします。
見積書を比較することで相場がわかり、妥当な見積もりなのかどうかを判断することが可能です。
費用面だけではなく、担当者の対応やサービス内容、工事後のアフターサポート・保証、口コミ評判なども確認して比較しておきましょう。
担当者の対応が悪かったり、撤去・設置後のサポートがなかったりすると、後々トラブルになる恐れがあります。
費用面だけではなく、総合的に見て信頼できる業者を選ぶようにしましょう。

リサイクルの場合のポイント

買取業者やリサイクル業者に依頼する場合、エコキュートの買取に対応しているか確認しましょう。
業者によってはエコキュートの買取・回収に対応していないので、事前の確認が必要です。
査定価格は業者ごとに異なるので、少しでも高く買い取ってもらいたいのであれば、複数の業者に査定してもらうのが良いでしょう。
契約後に価格が変わり、査定額よりも安くなることを避けるために、査定で提示してくれた価格で買い取ってくれることを約束してくれる業者だと安心です。
また、エコキュートの解体は素人には難しいので、解体に対応している業者を選ぶようにしましょう。

5.エコキュートを処分する際のポイント

エコキュートの処分をスムーズにするためにも、押えておきたいポイントをご紹介します。

古いエコキュートは早めに処分をする

寿命を迎えた古いエコキュートは脚周りがサビていることがあり、それが進行するとエコキュートが倒壊する可能性があります。
他にも機器の中にネズミや虫などが住み着き、家にも影響が出てしまう恐れもあるでしょう。
そのため、故障などで処分が必要になった時は速やかに処分をしましょう。
速やかに処分すれば、エコキュートの内部の部品を狙って窃盗の被害に遭うリスクも下げられます。

撤去・処分は専門業者に任せるのがおすすめ

エコキュートの処分方法は色々ありますが、専門業者に任せるのがおすすめです。
上記でも述べたとおり、リサイクルや粗大ごみとして捨てるとなると個人でエコキュートの解体が必要になります。
その手間や解体の難しさを考えると、正確な知識や技術を持つ専門業者に依頼した方が安心です。

6.まとめ

今回は、エコキュートの処分方法についてご紹介しました。
エコキュートの状態が良ければリサイクルするという方法がありますが、その際は取り外しも対応してくれる業者を選ぶようにしましょう。
壊れていて廃棄と交換が必要であれば、エコキュートの販売や取り外し、設置まで対応している専門業者に任せると安心です。
どちらの方法が我が家にとって良いのか慎重に検討して、エコキュートを適切に処分しましょう。

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